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このページでは、クレカの使い過ぎによってできた借金を、任意整理によって減額できた事例をご紹介しています。
現金が無くてもサインや暗証番号で決済でき、分割払いやリボ払いといった方法で、自分の資金力以上の買い物ができるクレジットカードは非常に便利な物です。
しかし、いくら使ったのかを明確にしていないと、あっという間に借金が膨らみ、返済能力を超えてしまいます。
ここでは、クレジットカードを計画的に使わなかったことで、多額の返済が生じた人たちが借金を減額させた事例を紹介します。
生活費のためにクレジットカードを使いはじめ、その後も新たにクレジットカードを作るなど、その枚数は増えていき、さらにその返済のためにキャッシングをするようになりました。
積もりに積もったその額はおよそ176万円。このままでは返済が不可能になると不安になり、弁護士事務所に相談。詳しく状況を聞いてみると、ある程度安定した収入があることから、任意整理によって借金を減額すれば完済可能と判断されました。
結果的に、任意整理によって176万円あった借金が半分以下の69万円まで減額された上、過払い金が30万円以上あり、月々の返済額も大幅に下げられました。
買い物の際に使っていたクレジットカードで借り入れをするようになり、さらに生活費の補填のために消費者金融から借金をしたことで、その返済期間は7~8年にも及びました。
一向に借金が減らないことから、任意整理をして一度借金を整理したいと考え、弁護士に相談したところ、長期返済によって23万円もの過払い金が発生していることがわかり、約50万円を減額。
さらに、月々の返済に加えてボーナス返済も可能ということで債権者と交渉を行ない、利息カットでの最長60回の分割返済で和解が成立。当初500万円あった借金は、341万円まで減額されました。
クレジットカード利用による借金が350万円にも膨れ上がったことから、弁護士に相談。
ショッピング(立替金)利用がほとんどだったため、過払い金による借金の減額はありませんでしたが、無理なく返済できる金額にするため、毎月の返済に充てられる金額をもとに各カード会社への返済額を決め、業者と交渉を行ないました。
その結果、支払い回数は72回と多くなりましたが、月々の返済額が整理前の15万5000円から4万7000円(金利0%)となり、分割払いで確実に返済できる額で和解が成立しました。